基礎編のまとめ

ここまで読まれた方は、金融占星学に少なからず興味を持たれた方に違いないと思いますが、金融占星学を理解するには相場に対する理解とアストロに対する理解とが必要です。相場に対する理解をここでとやかく言うつもりはありませんが、これもファンダメンタル分析とテクニカル分析との双方の理解が必要になってきますし、テクニカル分析ひとつにしてもサイクル分析や"numerology"(数秘学)といった周辺知識も必要になってくるでしょう。

アストロに対する理解も、やはり最低限の知識が無いとだめです。人の言うことを鵜呑みにせず、自分で色々と調べることができたらどんなに楽しいでしょうか。

そのためにもまず基本書に目を通して、占星術で使われる言葉を知ることです。感受点、サイン、アスペクト、等。そしてそれらがどのように分類されているのか?基本的な意味はなんなのか?こういったことが非常に重要です。もっとも基本的なところをおさえておかないと後々壁にぶつかってしまいます。他にも専門的な語彙はたくさんありますが、基本的なことをしっかりと覚えていくうちに自然とひろがっていくはずです。

私が最初に出会った本は小曽根秋男氏の「SG本」でした。初めこそとっつきにくかったものの、性格占い中心の他の本と一線を画した内容は私にとってバイブルともいえる存在になりました。現在は改訂されパワーアップしたソフト(SGWD)が付き「SG本2」として出ています。「SG本2」に書かれている基本を理解して、SGWDの進行経過時期表が使えるようになればしめたものです。 *2009年9月現在「SG本3」が最新

最後に次の言葉を読んで、アストロを是非自分のものにしてください。

『百万長者には占星術師は不要だが、億万長者には占星術師が必要だ。』
                  (J.P.モルガン - 米国モルガン財閥創始者)